すてっぷ・じゃんぷ日記

2019年9月の記事一覧

保育所等訪問支援

保育所等訪問支援とは
お子さんの通う保育園、幼稚園、小学校、特別支援学校などに訪問支援員(臨床発達心理士)が訪問し、お子さんや訪問先の担当者、ご家族に対して、お子さんが集団生活に適応するための支援(行動観察、日常生活の場で現場の職員とともに行う支援、個々の発達の特性に配慮する点、情報提供や接し方、環境整備などの助言)を行います。
対象
自閉スペクトラム症(ASD)、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群、LD、ADHDなどの診断を受けている幼児・児童
訪問先
保育園、幼稚園、認定こども園、小学校、特別支援学校、その他各市町村が認める所
実施地域
乙訓地域・京都市
頻度
基本として月2回を目安に実施します。通常の学級は2〜3ヶ月に1回(お子さんの状況、支援内容により変動)。
費用
国の規定した利用料がかかります。
利用の流れ
電話にてお問合せください。お子さんの状況、利用希望理由の聞き取りを行います。
受給者証を各区市町村に申請し、障がい児相談支援事業所へサービス等利用計画の作成を依頼してください。すでに受給者証をお持ちの方で新たに保育所等訪問支援事業を利用される場合には、受給者証の支援の種類の追加とサービス等利用計画の変更が必要となります。
保育園・幼稚園等訪問先へサービスの利用についてお伝えください。必要に応じ、事業の説明などのサポートを行います。
保育所・幼稚園等訪問先での行動観察を行い、保育所等訪問支援計画を作成します。

お問い合わせ先・居住自治体

 

ミニピザづくり

今日はミニピザづくり。みんなお好みのトッピングで舌鼓を打っていました。ところで宅配ピザの大手は結構長く生き残っています。このビジネススタイルが購買者に受け入れられている証拠です。外国人は、日本の宅配ピザは高すぎると言いますが、家まで持ってきてくれるので高いか安いかは買い手の価値観です。あの価格だから大手宅配業者は生き残れるのだそうです。ピザーラ・ドミノピザ・ピザハットが御三家ですが、2~3人前の2000円のピザ。ランチ限定の1300円の1人前ピザ。うーん、年に数回なら注文するかもしれません。でも、宅配ピザの原価率は10~20%と言います。だからこそ大手宅配業者は生き残っているのですが、原価率を聞くと、ちょっと注文する気が失せます。なので、すてっぷで作ればいいのです。はい。

 

就労課題リサイクル作業

すてっぷではアルミ缶とペットボトルのリサイクルに参加しています。中学生以降の就労期移行支援の自立課題として課題を利用者に提供しています。ペットボトルはラベルを剥がして潰し、アルミ缶は潰してリサイクル業者に回すのです。ここまでは誰もがわかるリサイクルの手順です。ただこのリサイクル活動に付随する全国規模で展開する二つの活動はどうも首を傾げてしまうのです。

ペットボトルのキャップを集める運動は、発展途上国の子ども達にワクチン投与するためにキャップを集めたプラスティック回収費をワクチン代にしようというものです。エコに優しく、しかもワクチンが送れるから子ども達の道徳教育やPTA活動にと全国に広がっています。ワクチンは一本10〜20円です、ゴミ袋いっぱいにキャップを集めても10円〜20円程度にしかなりません。そのための郵送料が1,000円です。その郵送費で数十本のワクチンが買えます。だったら郵送費を寄付した方が合理的です。ペットボトルの回収システムは行政が税金をつぎ込んで成立しています。キャップだけ集めて環境保全にはなりませんが啓蒙活動として良いということでしょうか。こうした運動は環境保全とか貧困救済とかを掲げたなんとか協会とかなんとか協議会が助成金を税金から引っ張って成立しているような運動もあります。キャップ回収運動は、ワクチンを送った実績がないと告発されて理事長が謝ってからは、途上国にワクチンを送っているそうですが、環境保全にかこつけて、なんだか胡散臭いのは解消されていません。

アルミ缶のプルタブ集めもその非効率性と時代錯誤性が似ています。プルタブを切り離して集めると車椅子がもらえるのです。アルミのリサイクル(省エネ)活動と障害者福祉のダブル貢献活動は人心に強力に作用します。プルタブを集めるようになったのは1980年頃です。自動販売機とともにアルミ缶飲料が急速に普及しはじめた頃です。当時のアルミ缶のプルタブは、今のように本体にくっついているものではなく、タブを開けるとタブだけ外れたのです。小さなプルタブがポイ捨てされ子どもの怪我など大きな社会問題になり『プルタブ被害をなくそう!』とはじまったのがプルタブ集めでした。集めてボランティア団体に持ち込み収集し、その後リサイクル工場へ持っていくと、溶かしてアルミ製品原料に変え、金属会社の利益と加工手数料を引いてお金をもらい、そのお金を車椅子などの購入資金に充てるのです。これも車椅子一台買うのに、車椅子の重さ(10kg)の100倍の重さ(1t)のプルタブを集めるのです。プルタブは1個0.6gですから170万缶のアルミニウム缶が必要です。1世帯から毎月100缶集めてのべ1.7万世帯分ですから、1年だと毎月1500世帯から回収すれば1年で車いす1台と交換できます。ただし、休日を除き毎日7500本のプルタブをアルミ缶から外す作業となります。一事業所で10人がかりなら一人約750本の処理です。1分で4個外すとすれば毎日3時間弱の作業を行うことになります。車いすの価格が3万円としても、一人が毎月稼ぎ出す金額は60時間働いて250円です。時給4円です。何か他の生産活動をして車いすを買った方が200倍合理的です。

最近の自販機で販売されているアルミ缶飲料のプルタブは、外そうとしない限り外れない仕組みになっています。それでもなお『プルタブ』を集めようとするのは本当に車椅子がもらえるからでしょうか。なんとなく今まで通りこれまで通りが心地よいという文化のせいでしょうか。『外れたプルタブ』で怪我をする人が出ない為に行っていたプルタブ集めで、わざわざプルタブを外しているのです。『プルタブだけ』を持ってこられることに、難色を示すリサイクル工場もあるそうです。アルミ缶リサイクル協会も、外さないでリサイクルしてくださいと明言しているのです。

それでもプルタブ回収活動は続いています。道徳教育にちょうど良い題材。環境美化や省エネ運動の啓蒙活動として取り組みやすい。そもそも回収活動の起源や目的を知らない。理由はいろいろあるけど、みんながやっているからという同調圧力がかかり、やめたらどうかとわざわざ善意をなじるような誤解を与えても仕方がないというところでしょうか。でも、手段を目的に変えたこれらの活動に、素の慈善活動とは一線を画する違和感を感じてしまうのです。別にいいですけど・・・。

ピンポンカップインゲーム

ピンポンカップインゲームを行いました。ピンポン玉をワンバウンドさせて、箱の中の各点数のカップに入れ、合計得点を競うゲームです。皆さん一生懸命、ピンポン玉を床にぶっつけて高得点をたたき出していました。とても盛り上がったひと時となりました。ところで正式なゲーム名はカップインピンポンゲームかピンポンカップインゲームかどっちなんでしょう??This is a game that you throw ping-pong balls into paper cups.