すてっぷ・じゃんぷ日記

タグ:山遊び

ドングリ

車内を掃除していたらシートの間からどんぐりがたくさん出てきました。子どものポケットから落ちたものでしょう。子どもの収集欲は凄いですから、大人が思っている以上に真剣に集めます。全部同じに見えるどんぐりも、ツヤツヤしたもの、不格好なもの、スラッとしたものと面白い形のものが見つかり、楽しいです。

『どんぐりの木』なんて言い方しますが、実はどんぐりは『ブナ科』の木の実の総称です。
▼ドングリ(団栗、英: acorn)とは、ブナ科の、特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称である。ドングリからその樹種を判別することは可能だが難しく、木自体を見る方がはるかにやさしい。ただし、属の見分けは比較的やさしい。▲
どんぐりのシーズンは9月末から11月上旬です。日本では20種類近くのどんぐりがあり、ブナ属、コナラ属、マテバシイ属、シイ属。どんぐりは、ブナ科の樹木の果実の総称でクリ属に属するクリもどんぐりの仲間と言えば仲間ですが、クリは除いてどんぐりと考えるようです。

どんぐりを拾ったら、『どんぐりコマ』を作ります。ドングリと言っても大きさ形は様々でそれぞれがちょっと変わったドングリを見つけてきて比べ合ったりするのがこの遊びの醍醐味です。拾ってきたどんぐりにきりで穴を開けます。どんぐりは結構固くて、穴を開けるのに力が必要でなかなか大変です。器用な子どもなら大丈夫かもしれませんが、持ち方や力の入れ方が下手だと怪我をしてしまうかもしれないので最初は必ず大人が穴をあけてください。穴が開いたら、穴につまようじを差し込んで完成です。たった2ステップで、どんぐりコマの完成です。但し、ドングリのバランスが悪いとコマがうまく回りませんので、数を沢山作る必要があるかもしれません。日本の四季をどんぐり遊びや野山の自然で感じてほしいものです。

 

山遊び

夏だ!山だ!と本日は光明寺裏の分岐点まで行きました。えー暑い、行きたくなーい。まぁまぁと、クーラーバックに入れた冷凍チューペットを見せて、「登った後に食べる味は地上の味ではない旨さ」などと言って出かけました。実際、チョーおいしかったそうです。若干1名、ヤブ蚊の餌食になって味を堪能するどころではなかった人もいたそうですが、これは、足をアルコール除菌シートで拭いて一時的にでも常在菌を減らしてリベンジしましょう。(京都出身の田上大喜さんの高校時代の蚊の研究から)

長い山行は、おやつバッグ作戦がお勧めだそうです。子どもにとっては、おやつは大きなモチベーションで、途中で「もう歩きたくない 」などと言い出したときにも、おやつがあれば元気100倍になる「ココで食べる!おやつバッグ」が提案されています。おやつを小分けにしただけで子どもには効果絶大というのです。 子どもが山で1回に食べる分のおやつを、ジップロック等の袋に入れ、おやつを食べる場所をあらかじめ決めて、その地点に着いたら一袋ずつ食べると決めれば、 それを目標に楽しく歩けるそうです。 一度にたくさん食べ過ぎるのを防げるし、どこで何をどれだけ食べるかを準備の段階で子ども自身が考えるのも大事と言います。

また、簡単なイメージマップを用意して、現在位置を把握しながら登ると、「あとどれくらいで頂上だな」、「次の休憩までもう少しだな」など、子どもなりに登山計画がイメージでるようにするのも大事だと提案されています。地域や鉄道会社のWEBなどで手に入るイラストマップでもいいけれど、子どもが自分で作ったり、おとなが書いた地図に色を塗ったりシールを貼ったりするのもイメージがふくらむでしょう。作った地図は、濡れたり汚れたりしないよう「ストックバッグ」に入れて持ち、中に厚紙の台紙を入れると油性のペンを使って「ストックバッグ」の上から好きなことを書き込めるのもグッドアイデアだと思います。