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みんなちがってみんないい

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このページは、福祉・医療・教育の分野でトレンドになっているトピックを取り上げて、スタッフの私見も含めて紹介していきます。引用先を掲載するので読者の皆さんの参考にしてください。

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保育所等訪問支援事業

すてっぷでは保育所等訪問支援事業を実施しています。

障害児が障害児以外の児童との集団生活に適応することができるよう障害児の身体及び精神の状況並びにその置かれている環境に応じて適切かつ効果的な支援を行うものです。支援には当事業所のスタッフ(訪問支援員)が当たります。

すてっぷの利用者の方でも外部の方でも利用できます。保育所等とありますが、児童の利用するところなら、保育所・幼稚園・小学校、特別支援教室、放課後教室等で実施できます。詳しくはスタッフまで。 

AI医療

【2月12日 AFP】検査結果やカルテ、手書きの診断書などを学習して、子どもの病気を医師と変わらない精度で診断できる人工知能(AI)プログラムの開発に成功したと、中国や米国の研究者らのチームが発表した。医師のような仕方で患者を診断するAIは世界初としている。論文が11日、医学誌「ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)」に掲載された。

 AIはデータ量勝負です。医療情報を多く取り込めば取り込むほど診断確度が上がリます。そのうち、病院の代わりにスマホで病気診断してもらう日が来るのでしょうか?残るは対人交渉の暖かさと対人摩擦ですが・・・あなたはどちらを選びますか。

すてっぷは何処?

注文していた机を運送屋さんが運んできました。近所の人にホップすてーしょん知ってますか?と聞いたけど誰も知らないので探すの苦労したとのこと。備品の発注はNPOの名前「ホップすてーしょん」を使うので迷ったみたいです。育ちの広場すてっぷは、NPOホップすてーしょんが展開する事業所の一つです。まだ事業所は、「すてっぷ」だけですが、地域の期待に応えて事業拠点を増やした行けたらいいなと考えています。

 

ダンボール廃棄

みんなの教材用にとダンボール箱をストックしていましたが、教材室に溢れかえっていたので倉庫を購入しました。倉庫にも入らないダンボール箱は廃棄しようと近くのエコゲートという回収業者の回収ステーションに持って行きました。回収用のコンテナはすでに溢れかえっており、コンテナ周りにダンボール箱が所狭しと放置されて、これを片付ける業者さんは大変だなぁと思いました。人手不足の中ここに人を雇い入れることははできないようですが、障害者雇用のチャンスも感じました。箱は規格品ですからいくつかの大きさのトレイを準備すれば構造化した仕事になるかもしれません。回収ステーションを回る「モービルクルー」(車で巡回するスタッフ)の仕事が開発できるなと思うのですが、どこかの会社でこのアイデア使ってくれないでしょうか。

コミュニケーションスキルとPECS

PECS(Picture Exchange Communication System)は代替・拡大コミュニケーションシステムで、1985年にアンディ・ボンディ(Ph.D.)とロリ・フロスト(MS. CCC-SLP)によってアメリカで考案され、最初にデラウェア自閉症プログラムの自閉症の未就学の児童に実践されたことから始まりました。それ以降、PECSは世界中、年齢関係なく、様々な障がいを持つ(認知、身体、そしてコミュニケーション)沢山の学習者に実践されてきました。

人は自ら伝えることで社会との調和を図っていきます。他者が言っていることが分かるだけでは人は社会や環境の奴隷です。自ら表現をし、折り合いをつけることで他者と対等の参加となるのです。

 

絵カード交換コミュニケーションシステムの導入とトレーニングをお望みの方はスタッフまでご連絡ください。

https://eikaiwa.weblio.jp/mirai-junior/column/developmental-disorders/pecs/

https://pecs-japan.com/絵カード交換式コミュニケーションシステム/

アマゾンでPECSのスタータキットを売っていました

 

 

 

インクルージョン??エクスクルージョン??

インクルージョンとは、 ラテン語の語源によれば、 中に招き入れて入口を閉めるという意味があります。 包摂と翻訳されることもあるようです。 エクスクルージョンは、 戸を閉ざして建物の外に締め出す、 排除するという意味です。

ダイバーシティー社会は異質な人々が共存する社会の姿であり、これをさらに進めて皆が貢献参加するのがインクルージョンな社会だと言います。

どんなことでも分け始めるとキリがありません。合理的で効率的だと思っていてもいつの間にか排他的になってそれが日常に変わってしまうこともあります。

うまくいかないから、合理的でないからと環境の工夫や支援の方法を顧みず、場所を分けてしまおうとするエクスクルージョン志向に陥るのではなく、昨日より少しでもうまくいくように、コツコツ工夫していく地道なスタイルこそインクルージョンを進める王道なのかもしれません。

連休と好きなこと

子どもにとって、学校はしんどいことも多い場所でもあります。じっと先生のお話を聞いたり、一時間机に向かって勉強したり。家に帰れば苦手な宿題をしたり。

新学年からひと月。子どもたちは新しい環境に慣れようと頑張っています。この連休は学校で疲れた子どもたちがほっとリラックスしたり、自分の好きなことに向き合えるようになったらいいですね。

子どもたが好きなことをすれば、気持ちが上向きます。パワーアップのチャンスです。

子どもの好きなことは得意につながります。子どもを育てていると、得意なことと苦手なことの差に驚かれる親御さんも多いと思います。

得意なことはどんどん伸ばしたい!他に得意なものはないだろうか?1つでも多くの「得意」を身につけさせてあげたいです。

「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、好きなものは得意なものになっていきます。好きだからこそ繰り返し、繰り返すからこそ習得が早いのです。

1つの好きなものを起点に、好きなものがどんどん増えていくこともあります。大好きな電車を起点に、好きなものがどんどん広がっていく方もあります。

電車が好きだから、車体の名前を覚える。鉄道会社を覚える。路線図を覚える。プラレールで線路を作ってみる。線路を立体化してみる。

電車は乗り物だから、他の乗り物も気になる。飛行機を覚える、船も覚える。船は海を走るから海も好き。だから海水浴も大好き!

好きな遊びをとことんできる環境を作れば、子どもは自分からどんどん興味を広げていきます。ぜひ、ゴールデンウィークは子どもが好きそうななことをどんどん提供して、1つでも多く興味を広げてあげましょう。もちろん親御さんに無理のない程度にです…。

 

鉄道ファンと子育て

 親たちから絶賛され、オンリーワンの強さを誇る雑誌『鉄おも!』(ネコ・パブリッシング)をご存知でしょうか。名前の通り「鉄道」に特化した5万部を誇る児童向け月刊誌です。

親にはイベントや商品情報、「新型列車が出た」とか子どもに伝えて喜んでもらえる情報に人気があります。実際、大抵の鉄道関連企業のホームページは情報量がとても多いので、あまりネットにふれない方には大人でもわかりにくい面があります。本にまとめた旬の鉄道情報が人気の秘密のようです。

インドア派の親や子どもにも、好きなことなら行ってみようかということになります。先日も書きましたが好きなことから世界が広がり興味を広げ知識を広げる契機となります。一度読んでみてください。もちろん鉄オタのお父さんは、とっくに把握済みの情報でしょうけど。