すてっぷ・じゃんぷ日記

できない事だけに注目せず、できる事から始めよう

Y君は注意転導が激しく多動な子どもです。じっとすることが苦手なのか座っておやつを食べている時に突然立ち上がって部屋の中を一周したりします。

設定遊びでストラックアウト(的当て)やボウリングをする時,友達の番の時は座っているのですがY君はそれが苦手なので走っては「座って待つんだよ」と注意を受けます。そしてその繰り返しとなってしまいます。

では必然的に動く役割を与えてはどうかと思い,ボウリングの時に「(Y君も含めて)みんなが倒したピンの数を数えて報告してくれないかな?」と役割を伝えました。これだと座る時間も短くなり,動くことにも必要性が出て来ます。Y君は数字にも興味があるのでピッタリだろう,と思いピン数えの役割を作りました。

Y君は見事に与えられた役割を果たしてくれました。ピンを数えないといけないのでしっかり友達が投げている様子も見ています。ピンが倒れると「1、2、3…」と数えて報告もしています。皆で「Y君ありがとう!」と褒めることが出来ました。

もちろん座って待てるようになることも大事です。今はY君に合った役割を与え,その中で座ることが出来た時に評価を重ねていき,少しずつ座れる時間を伸ばしていきたいと思います。