すてっぷ・じゃんぷ日記

マインクラフト療育導入

すてっぷではマインクラフトを療育内容として本格的に稼働し始めました。マインクラフトは一人で遊ぶソロプレイ以外にも、他の友達と一緒に同じワールドで遊ぶことができる『マルチプレイ』が用意されています。マルチプレイには、近くの人とだけマルチ、遠く離れた友人とマルチ、公開されているサーバーに接続して知らない人とマルチ、他のアプリを使ったマルチ、などの種類があります。

同じWi-Fiルーターに繋がっている人同士でマルチプレイをすることができるのが『ローカルサーバーマルチ』や『ワイファイマルチ・Wi-Fiマルチ』『LANマルチ』と呼ばれているもので、当事業所はこれを採用しています。弱点はWi-Fiマルチは近くにいる人としか一緒にプレイできませんし、ホストのプレイヤーがマインクラフトを終了すると、他のプレイヤーも切断されることや、同時に遊べる人数は8人と制限されていることです。

本事業所での利用予定はありませんが、『Minecraft Realms=マインクラフト・レルムズ』はマインクラフトが公式で用意した有料サーバーのことです。Realmsを利用することでフレンド登録した遠く離れた友達とマルチプレイをすることができ、同時に10人のマルチプレイができます。ワールドを作った人(ホスト)がログインしていなくても、他の人はプレイでき、ワールドは常時オンラインですが有料なので毎月の利用料が発生します。

マインクラフトは全世界で1億人以上が利用する世界でもっとも多く利用されているオープンワールド型のゲームです。特徴は、プレイヤーが自由に建築する町づくりや、電子ブロックのような仕組みを利用した回路やギミック開発、自然を模した世界の探索などを行うことができることです。小中学生でのマインクラフトは人気があり、マインクラフトで行う学習活動は子どもの取り組む意欲が向上します。マインクラフトの自由は箱庭療法とも似ていて、自己表現や自己発見の活動とも言えます。学校の勉強のような知識伝達型の学習では得られない、プロジェクト型学習や問題解決型学習として、本事業所ではマインクラフトマルチやプログラミングに取り組んでいきます。
本日は第2回目の講習会、みんな楽しそうです。