すてっぷ・じゃんぷ日記

思春期プライド

高学年から思春期にかけて、言葉のある子もない子もプライド=自尊心が育ってきます。自尊心は、人が生きていく際になくてはならないものです。自分はOKだ・自分はできる・自分は大事に扱われるという自己肯定感です。ところが、「早くしなさいよ」とか「まだできてないでしょ」「そんなんじゃだめ」と、言われると、指摘されたことが正しくても、プライドが許しません。そして、ひっくり返る、大声を上げる、反抗するわけですが、この行動そのものが、自分でした行動なのに腹が立ちます。プライドが傷ついて、傷ついて自棄になった行動が自分で腹立たしいというプライド崩壊スパイラルに入っていきます。この時期は、自分でも扱いに困るやっかいな時期です。ですから、そっと見守ってあげてください。きっと自分で立ち直るきっかけをみつけて立ち直りますから、「ちゃんとできたじゃないの」なんて言って、傷に塩を塗るようなことだけは勘弁してあげてください。