すてっぷ・じゃんぷ日記

調子のいい時こそトレーニングを

調子が悪いと人をたたいたりして、皆が頭を悩ませているT君が、今日は笑顔でとても調子がいいと報告がありました。「絵カード取りゲームも笑顔で取組んでくれます。スタッフの分も取ろうとするのでまぁいいかぁと取らせてあげました」という報告に、「それってルールを教えるという目標からずれていませんか」と指摘がはいります。これは、スタッフあるあるです。

スタッフを困まらせがちな子どもが笑顔でいると、ほっとしてうれしい気持ちになるのは誰もが同じです。でも、調子のいい時だからこそ伝わりやすいことがあるはずです。私たちは、不適切な行動が起こり始めてから、やれ構造化だ視覚支援だ、応用行動分析だ、要求カードだとあれこれ持ち出しますが、調子が悪い時に絵カードなどを使ったトレーニングがでてくるのは本来のあり方ではありません。調子のいい時こそ、視覚支援や構造化の工夫をしてトレーニングに取り組むべきです。

喉元過ぎれば熱さ忘れるトレーニングは大人の都合だけです。それでは子どもは迷惑です。子どものためのトレーニングをお願いします。