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みんなちがってみんないい

「うちの子は字が書けないかも」と思ったら

40人のクラスに3人の確率で“読み書きが苦手”な子どもがいます。誤解されがちな「発達性読み書き障害」について取り上げた『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら』が、2020年2月29日(土)に発売されました。子どもたちの問題と真摯に向き合った内容に、ネット上では「こういう障害があると初めて知った。すごく大切な啓蒙だと思う」「長く、たくさんの人に読まれる本になりますように」といった声が上がっています。

本書は2017年に刊行された千葉リョウコのコミックエッセイ『うちの子は字が書けない』の続編にあたる書籍です。前作では小学6年生のときに発達性読み書き障害と診断された長男・フユのエピソードがまとめられ、「自分にも息子がいるので、すごく色々なことを考えながら読み進めた。最後はもうポロポロ泣いちゃった」「くじけそうになりながら子どもの力を何度も信じる姿に元気がもらえます!」と大きな反響を呼んでいました。

発達性読み書き障害とは知的発達には問題がなくても音読が苦手だったり、漢字や仮名の形を思い出すことに苦労する発達障害の一種。具体的には「黒板の字をノートに写しきる前に消されてしまう」「テストで漢字を書けずに減点されてしまう」などの状況が起こるが、世間では「怠けているからでは」と誤解されてしまうこともあるといいます。

続編では専門家の宇野彰教授が、障害をもつ子どもたちのためにできることや将来的に役立つことを解説します。また千葉リョウコの描き下ろしマンガとして、長男に続いて発達性読み書き障害と診断された長女・ナツについてのエピソードが収録されました。

まだまだ一般的に知られていない障害について掘り下げた内容に、読者からは「こんなに個人差があるんだ!?とびっくり。もっと知られてほしいなと改めて思った」「『点数は変わらないけど理解してもらえてよかった』にハッとさせられた。すぐ気づいてあげるのは難しいかもしれないけど、いろんな障害があることは覚えておきたい」といった声が上がっています。

マンガ部分のみを抜粋した「漫画抜き出し版」も、電子書籍限定で発売中。本書を手に取って、「読み書きが苦手な子ども」の現実を知ることは大事だと思います。

スマートフォン提示で運賃割引

スマートフォン提示で障害のある人が運賃割引 JRや大阪メトロで障害者手帳の代わりにアプリを導入

2021年3月15日 月曜 午後0:17【関西テレビ】

鉄道各社は、障害のある人がスマートフォンアプリを見せることで運賃割引を受けられるサービスを始めました。
鉄道各社が導入したのは、スマートフォン向け障害者手帳アプリ「ミライロID」です。「ミライロID」に障害者手帳の情報を登録することで、運賃の割引を受けることができます。これまでは障害者手帳を係員に見せることで割引を受けられましたが、人前で手帳を出すことに抵抗を感じるといった意見などから導入されました。
【体験した人】
「こういう風にスマホでやってもらえると取り出しやすくなるのですごくありがたい」
【ミライロ・垣内俊哉社長】
「障害のある方がまた外に出よう、また買い物に行こうとポジティブな気持ちで外に出られる社会になればいいなと」ミライロIDによるサービスは、大阪メトロやJRを含む全国123の鉄道会社などで利用できるようになります。
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ついに出ました!以前ここでも掲載の記事障害者差別解消に証明のデジタル化を2020/09/23でもコメントしましたが、デジタル庁設立の勢いであらゆる証明書をICカード(マイナンバーカード)やスマホで示せるようにするのも差別解消の一つとコメントしました。政府はこの企業と1年ほど前からマイナンバーカードと障害者手帳の紐づけを条件にデジタル処理ができるように提携していたのです。しかも、鉄道全線や市バス地下鉄にも広がる勢いですからすごいです。(3/17現在ミライロのHPでは、JR全線・関東圏の私鉄大半・京都市地下鉄・京阪と阪急電車は療育手帳利用はできないようです)

このアプリは子どもの障害者手帳でもOKですから、知的障害のある人に広がれば自立度が高まると思います(JR全線・京阪・阪急電車等は療育手帳はまだ利用できないようです)。利用方法の詳細は分からないですが、テレビ報道では窓口にスマホを差し出していたので、そのまま改札が通れる仕組みをJRや私鉄カードと組み合わせるならもっと利用価値は高まると思います。この会社のHP読んでみると他にもいろんなこと考えています。デジタル化はみんながより自由になり結果差別が解消されていくというのが理想です。

eスポーツ

「eスポーツ」とは「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)」の略称で、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことを指します。 つまり、複数のプレイヤーで対戦するゲームをスポーツと認め「eスポーツ」と呼びます。

アメリカではすでに、国が「eスポーツ」を「スポーツ」として認めており、「プロゲーマー」が「スポーツ選手」であることを認めています。また、韓国や中国でも「eスポーツ」が非常に発展していて、市場規模も日本とは桁違いのようです。
日本はアーケードゲームでは世界に名を轟かしているのに、「eスポーツ」では後進国と呼ばれていて、「eスポーツ」という単語すら広がっていません。
「eスポーツ」が盛んな国ではプロゲーマーがサインを求められるほどその地位は確立されています。日本では、もう少し時間がかかるようですが、「eスポーツ」には他のスポーツよりインクルージョン社会を推進する可能性があるのではないかと思います。

eスポーツは他のスポーツに比べ、年齢や性別、障害の有無など気にしなくて済む可能性があると思うのです。コントローラーを工夫すれば重度の運動障害のある方でも参加の可能性が開けるし、対人関係の障害でもディスプレーの向こう側の対戦相手なら試合ができます。そんなわけで、学校の部活動・サークル活動への支援や、障害者の社会参加などに取り組む企業も出てきました。
高校生のeスポーツ大会では、知的障害を持つ生徒と健常者の混成チームが参加しました。2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、障害者も参加できる大会など、機運がさらに高まっています。

「たかがゲーム」と考えてしまうのは、もったいない話です。今NHKで「韋駄天」というオリンピックドラマが放送されていますが、陸上競技ですらかつての日本では「たかがかけっこ」とされていたのを、嘉納治五郎をはじめとする人達が何十年も取り組んで昭和の東京オリンピック開催にこぎつけたのです。「eスポーツ」もきっと同じ道をたどるでしょう。ゲーム好きが世界を極める時代がすぐそこまで来ています。

そらいろプロジェクト京都

理・美容室でサロンの椅子に一人で座ってヘアカットをすることに困難を抱える、自閉症などの発達障がいがある方、その他様々な特性によりそれぞれに配慮を必要とする方へのヘアカットを推進しているNPOです。決して無理強いをせず、スモールステップで本人も納得の上での『笑顔でカット』をめざしているそうです。発達障がい児の中には、理美容室に行けない子どもがたくさんいます。そんな障がいを持つ子どものためのカット手法が「スマイルカット」です。

ドライヤーやバリカンの音にパニックを起こしたり、じっと座っていることが苦手だったり、知らないお店に入ることに恐怖を感じる子どももいます。そんな子ども達が、ゆくゆく理美容室に座ってカット出来るようになるため、一人一人の歩みに合わせて練習していくそうです。まずは落ちつける場所からスタート。

視覚的支援などを工夫し、子ども達の気持ちに寄り添いながら無理せずカットしていきます。営業中のサロンで切れたらスマイルカット卒業。卒業の子どもさんには、卒業証書を渡します。現在支援学校・児童館・幼児園・自宅などの場所で、スマイルカットに取り組んでおられるそうです。

そらいろプロジェクト京都

 

支援学校の生徒暴行

横浜・北綱島支援学校の生徒暴行、林市長が謝罪「教育の使命、自覚して」

2021/3/17(水) 22:11配信【神奈川新聞】

横浜市港北区の市立北綱島特別支援学校で教諭が障害のある生徒に暴行してけがをさせた事件を巡り、横浜市の林文子市長は17日の定例会見で「本当に残念で申し訳ない」と謝罪し、「教諭としても学校組織としてもあってはならないこと。教育委員会が決意を持って(再発防止に)取り組んでもらいたい」と述べた。

市教委が16日に公表した報告書では、当該教諭の人権意識や倫理観の低さを指摘。林市長は「教職員一人一人に教育の使命を自覚して、コンプライアンスなど服務の順守をお願いしている」と強調。管理職に向けて「人権意識を持って教職員の管理監督に当たらねばならない」と力を込めた。

事件は2019年11月に発生。教諭は傷害容疑で逮捕され、暴行罪で罰金30万円の略式命令を受けた。市教委は昨年4月、停職6カ月の懲戒処分にした。現在は市立高校で教諭として勤務しているという。

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支援学校教諭が障害の生徒暴行、罰金命令横浜市教委が処分へ

2020/2/27(木) 5:30配信【神奈川新聞】


横浜市の特別支援学校の男性教諭が障害のある生徒に暴行し、けがをさせたとして逮捕された事件で、市教育委員会は26日、事件を公表し、教諭が暴行罪で罰金30万円の略式命令を受けた、と発表した。今後、教諭の処分を検討する方針。

市教委によると、教諭は34歳で、北綱島特別支援学校(同市港北区)に所属。昨年11月、体の不自由な生徒をトイレで介助した際、生徒の手が複数回当たったことに激高し、肩を殴る、洋服をつかんで揺さぶるなどした。「一人じゃ何もできないくせに調子に乗るな」などと口にした。

生徒は意思に反して手が動くことがあったといい、揺さぶられた際、車椅子に後頭部をぶつけて約2週間のけがを負った。

生徒の利用する放課後デイサービスの職員がけがに気付いて発覚。教諭は今月5日、傷害の疑いで逮捕された。

市教委は26日まで事件を公表しなかった。当初、生徒の保護者が本人の特定につながるなどの理由から非公表を要望。その後、公表を求めたという。市教委は公表時期について「処分決定時を検討していたが、再発防止に取り組む必要があり、このタイミングになった」としている。

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全身不随の生徒暴行で教諭停職横浜の特別支援学校

2020.4.21 12:40【産経新聞】

横浜市教育委員会は21日、全身不随で車いすを利用する生徒を殴るなどしたとして、市立北綱島特別支援学校(同市港北区)の福田慎教諭(34)を停職6カ月の懲戒処分とした。

市教委によると、福田教諭は昨年11月19日、トイレで生徒の手が複数回当たったことに腹を立てて暴言を吐き、肩を殴ったり、胸ぐらをつかんで体を揺すったりするなどした。生徒は頭をぶつけ、2針縫うけがをした。

さらに、福田教諭は生徒の保護者からの問い合わせにうそをついて暴行を隠し、上司にも虚偽の報告をした。横浜区検に2月26日、暴行罪で略式起訴され、横浜簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。既に納付している。

福田教諭は、何度も生徒の手が当たったためにわざとだと思い込んで腹を立てたと釈明。「けがをさせ、申し訳ない」と話しているという。

市教委の古橋正人教職員人事部長は「極めて遺憾であり、大変申し訳ない」とコメントした。

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これは事件内容も処分もトップの対応もみなひどいです。横浜市林市長は現職3期目でこの夏改選ですから、事件当時も市長の職にあったのです。今回の市長のコメントは事件から1年以上たっておりあまりにも遅すぎます。もっと不思議なのは、この教師は起訴され有罪になっているのに、停職復帰後は高校で教諭を務めていることです。

確かに、教職員の懲戒基準には合致しています。以下は京都府のものですが、体罰による全治1か月未満の傷害は停職処分です。しかし、この教員の行動は生徒の言動を正すための体罰とは言い難く、ただ激昂して相手が弱いので暴行したとしか思えないです。
(1) 体罰
ア 体罰を加えたことにより、児童生徒を死亡させ、又は児童生徒に重大な後遺症が残る傷害を負わせた教職員は、免職又は停職とする。
イ 体罰を加えたことにより、児童生徒に治療期間が概ね30日以上の傷害又は後遺症が残る傷害を負わせた教職員は、免職、停職又は減給とする。
ウ 上記ア、イの場合以外で、体罰を加えた教職員は、停職、減給又は戒告とする。
(注)処分を行うに際しては、被害者等の状況、社会的影響等も情状として考慮の上、判断するものとする。

さらに、この教職員は生徒にけがを負わせたのに上司や親に嘘をつきました。
(6) 虚偽報告
事実をねつ造して虚偽の報告を行った教職員は、減給又は戒告とする。

そして、公務外であっても傷害罪には免職の記述があります。
(3) 傷害
人の身体を傷害した教職員は、免職、停職又は減給とする。

こう考えてみると、処分があまりにも軽すぎるのではないかと思います。支援学校の教職員が肢体不自由者に向かって「一人じゃ何もできないくせに調子に乗るな」という発言だけでも十分免職に値し教員の資格はないと言えます。体の傷よりも心の傷のほうが癒えないものです。本人だけでなく周囲の児童生徒も教職員も大きな心の傷を負ったはずです。まずは行政トップがこんな人が教員であるべきではないと発言して自分の身を切る覚悟で懲戒処分を決断すべきです。これはコンプライアンス以前の常識の問題です。横浜と言い神戸と言い二つの政令指定都市の役人トップの常識は市長を筆頭に地に落ちています。

 

ペアレントトレーニング

ペアレントトレーニングとは、知的障害や自閉症などの子どもをもつ保護者を対象に、アメリカで開発されたプログラムです。
はじめは、「親は子どもの最良の治療者である」という考えのもとに、支援機関で取り組んでいる子どもへの療育を家庭でもおこなうことで、療育の効果を上げたり、維持させたりすることが目的でした。

ペアレントトレーニングは現在、発達障害を持つ子どもの親を対象とした、子どもの行動を変えるテクニックを身につけるためのトレーニングとして普及しています。
ペアレントトレーニングでは、子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすためのテクニックを、親が修得します。そして、子どもの困った行動や親子関係のこじれた状況に対して、まず親が関わりを変えることで子どもの変化を促し、子どもが変わることで親がさらに変わるという好循環を生み出すことを目指します。
また、トレーニングを続ける中で、親が抱えていた悩みや不安を軽減させることも、ペアレントトレーニングの重要な効果です。
ストレスで余裕をなくすと、子どもの行動を冷静に受け止められず、つい頭ごなしに叱りつけるといった不適切な関わりをしてしまうことがあります。
そして、親の不適切な関わりが続くと、子どもは「親に受け入れられていない。」などと落ち込んだり、反発して問題行動に拍車がかかったりし、親はさらに不適切な関わりを繰り返すという悪循環に陥ってしまいます。
ペアレントトレーニングは、親の関わり方を変えることで子どもの行動を変え、子育てへの悩みや不安も軽減させようというトレーニングです。

トレーニングを続けることで、親子の関係性の悪循環を解消し、より良い関係性を築いていくこともできるということで、京都府では現在保健所を中心にペアトレの講座が紹介されています。講座は短いもので5回長いもので8回程度ありますが、1か月ほど間をあけてトレーナーと2~3人の保護者のチームを形成して約半年間続けていきます。

ペアトレを受けたいとお考えの方はスタッフまでご連絡いただければご紹介できると思います。

小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙

こどもの日の5月5日(火)に、東京都荒川区立図書館で「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」の結果発表会があります。約2000軒を超える書店店頭、全国の小学校、公共図書館およびHPにて投票用紙を配布し、「自分の一番好きな本」の募集をして、約12万人の小学生によって選ばれた本のベスト10が発表されます。

第1回の全国12万人の小学生が選んだ「自分の一番好きな本」

10位『りゆうがあります
作・絵/ヨシタケシンスケ 出版社/PHP研究所
本の内容:親子で笑えるユーモア絵本。ハナをほじったり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。こどもたちが、ついやってしまうクセ。お母さんは、そのクセを「やっちゃダメ」と言うけれど、ちゃんとした理由があるんです。気になるその理由とは…。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
自分にも、「そうだと思う!」というところがたくさん書いてあったからです。私もストローガジガジコンテストで」優勝したいと思いました。

9位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
作/廣嶋玲子 絵/jyajya 出版社/偕成社
本の内容:幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋が舞台の物語。女主人紅子がすすめる駄菓子がお客さんの運命を翻弄していく…。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
私はすこしこわくておもしろい本が大好きです。銭天童は、ゾクッとする、おもしろさがあります。内容も一つ一つ細かくて、お話の世界に入ったように感じます。

8位『ぼくらの七日間戦争
作/宗田理 絵/はしもとしん 出版社/KADOKAWA
本の内容:東京下町にある中学校の1年2組の男子全員が廃工場に立てこもり、こども対大人の戦いがはじまった!女子生徒との奇想天外な大作戦など、大人たちへの反乱を起こすエンターテインメント小説。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
僕は、主人公たちが大人たちのいうことを聞かないで、自分たちの「解放区」を作ったのがすごいと思って、感動しました。

7位『このあとどうしちゃおう
作・絵/ヨシタケシンスケ 出版社/ブロンズ新社
本の内容:おじいちゃんを亡くしたばかりの男の子。彼はある日、おじいちゃんの部屋で一冊のノートを見つけます。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
私のひいおじいちゃんは三年前に亡くなりました。ひいおじいちゃんも天国で楽しく暮らしていると良いなと思いました。

6位『おしりたんてい いせきからのSOS
作・絵/トロル 出版社/ポプラ社
本の内容:おしりたんていのもとに届いたのは、差出人不明の封筒。中には暗号で書かれた手紙と地図が入っていた。おしりたんていと助手のブラウンはまだ見ぬ依頼人を助けるため、地図に記されていたジャングルの奥深くへと向かう。仕掛けだらけの遺跡の中に足を踏み入れたふたりを待ち受けていたもの、そして依頼人の正体とは…。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
読んだときに、じぶんがぼうけんの世界にはいったかんじだったからこの本を選びました。

5位『おしりたんてい かいとうVSたんてい
作・絵/トロル 出版社/ポプラ社
本の内容:おしりたんていのもとに依頼にやってきたのはオオヤギ家の執事ヤギスチャン。大泥棒かいとうUからの予告状が届いたというのだ。おしりたんていは最強のライバルかいとうUからオオヤギ家に代々伝わるお宝「ほしぞらのかがやき」を守れるのか!?
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
最近は下の妹にも読んであげてます。絵本もあるからきょうだいみんなで楽しく読めて、僕が一番大好きな本です!

4位『おもしろい!進化のふしぎ 続ざんねんないきもの事典
監修/今泉忠明 出版社/高橋書店
本の内容:笑えて、ちょっとためになる“ざんねん”な生き物の真実がたっぷりつまった1冊。『ざんねんないきもの事典』の続編。さらに、恐竜などの絶滅種も掲載。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
本当のことがかいてあると大きな図かんでちょこちょこ調べるよりとても楽だったので良いなと思ったからです。

3位『りんごかもしれない
作・絵/ヨシタケシンスケ 出版社/ブロンズ新社
作品の内容:これはりんごじゃないかもしれない。もしかしたら、大きなサクランボのいちぶかもしれないし、心があるのかもしれない。実は、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない…「かんがえる」ことを果てしなく楽しめる、発想絵本。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
先日も給食のみかんを手に取って、「これはもしかしたら、みかんの形をしたりんごかもしれない?」とか「これはもしかしたら、みかんの形をしたUFOかもしれない?」とか言って遊びました。

2位『あるかしら書店
作・絵/ヨシタケシンスケ 出版社/ポプラ社
本の内容:このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
ぼくは作家になりたいので、『作家の木の育て方』をあるかしら書店で買いたくなりました。

1位『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
監修/今泉忠明 出版社/高橋書店
本の内容:いきものの残念な一面に光を当てた本。「紫外線をあびると光る」サソリや、「敵におそわれると死んだふりをする」オポッサムなど、不思議な生き物を122種紹介。
こどもプレゼンターがこの本を選んだ理由
僕はこの本を読んで、いろんないきものの、ざんねんなところをしりました。そして、ざんねんなところを、かいぜんしていきたいと思いました。

強い!ヨシタケシンスケさんは4冊もランクインです。ヨシタケシンスケさんの本が4冊もベスト10にランクイン。コミカルで妄想や発想が広がるストーリー展開が魅力的な作品は、子供だけでなく大人のファンも多く、親子で一緒に楽しめる絵本としても人気。また、1位に選ばれた「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」は、続編も4位に選ばれていました。図鑑のような役割だけでなく、いきものの残念なところにスポットを当てたことが、たくさんの子供の心をつかんだようです。残念な部分が面白く、また愛おしく感じ、いきものがもっと好きになるきっかけにもなりそうです。

総選挙で発表された作品の中で、まだ読んだことがない本もあるかと思います。これをきっかけに新しい本に出会ってみてはどうでしょう。そして、今年も子どもの日に第2回の投票結果が発表されます。とっても楽しみです。

LINE行政サービス停止へ

総務省 LINE通じ提供の行政サービス停止へ

03月19日 11時38分【NHK】

通信アプリのLINEが、利用者の個人情報を業務委託先の中国の会社がアクセスできる状態にしていた問題で、武田総務大臣は事実関係の把握を急ぐとともに、総務省がLINEを通じて提供している行政サービスの運用を停止する考えを示しました。

LINEをめぐっては、システムの管理を委託している中国の会社が、日本国内のサーバーに保管されている利用者の名前や電話番号といった個人情報に、アクセスできる状態になっていたことが明らかになっています。

これについて、武田総務大臣は19日午前記者団に対し、「ユーザーが安心してサービスを利用できる環境を確保する観点から、適正な事業運営が必要だ。関係省庁と連携し、事実関係を把握して適切な措置を講じていきたい」と述べました。

また、武田大臣は、総務省が現在、LINEを通じて提供している意見募集や問い合わせの対応などの行政サービスの運用を停止する考えを示しました。
さらに、保育所の入所申請や粗大ゴミの収集の受け付けなど、行政サービスにLINEを活用しているすべての自治体に対し、今月26日までにLINEの利用状況を報告するよう依頼したことを明らかにしました。

加藤官房長官は、閣議のあとの記者会見で「政府では、LINEを含め民間企業が不特定多数の利用者向けにインターネット上で提供するサービスを利用する際には、機密情報は取り扱わないということで運用している。この基準に沿って、各省庁で対応していると認識しているが、現在、内閣官房を含め、各省庁におけるLINEの利用状況を改めて確認している」と述べました。

そのうえで「内閣官房では、個人情報などの管理上の懸念が払拭されるまでは利用を停止するなどの対応を予定している」と述べました。

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海外の通信系アプリはやばいとLINEが広がりだしたころから言われていました。単なるおしゃべりのやり取りくらいは盗見されても問題ないから大丈夫と大勢の人は思っていました。ところが、便利だと広まった通信系アプリには色々な情報のやりとりを載せたいのが人情です。こうして行政系の個人情報までがやり取りされれば抜き取られるのは時間の問題と、アプリの開発に関わる人ならすぐにわかったのだと思います。

一昨年も国会で海外のアプリの個人情報保護は大丈夫かと言う質問がされていましたが、行政は我が国の法律や基準に合わせた運用をしていると会社が言うので大丈夫だと応えています。会社が言うから大丈夫というのは相当お人よしです。普通はやばいんじゃないかという情報をつかんだなら行政が独自に調査をするべきでした。相手のいう事を鵜呑みにするとは、我が国の安全保障は本当に大丈夫かなと思います。

気になっているのは以前から述べているグーグル採用自治体は半数以上に02/19多国籍IT企業のアカウントが無料で提供される教育系プラットホームです。Googleの生まれが米国で自由主義国だから大丈夫なわけではありません。LINEは生まれも育ちも自由主義国ですが、中国本土に個人情報は流れました。国産の教育系プラットホームの開発は今からでも遅くはありません。政府が音頭を取って、こういう時こそ開発費や設備費の助成金をたんまり出せばいいと思います。GIGAスクールスタートの今年、政府の姿勢一つで子どもたちの個人情報が守られるかどうかの瀬戸際だと思います。

 

忘れ物

「○○さーん、帰るけど忘れ物ないですかー?」「ハーイ完ぺきでーす。」5分後に帰宅の車中に連絡。「○○さーん、二階に筆箱と連絡帳忘れてますから帰ってきてくださーい」「あっちゃー( ;∀;)」

忘れ物。私も子どものころからしょっちゅう忘れます。人生のかなり多くの時間忘れ物に振り回されています。以前ワーキングメモリーの話題を掲載しましたが、相当前に経験したエピソードなんかはひとつ残らず覚えているのに、わずか1分前の記憶の保持が難しいのです。二つ以上のことを同時にやっているとものの見事に一つ以上忘れます。これは記憶する脳の場所が違うそうです。

ワーキングメモリーは長くは保持されないのですが、作業台のようなものでこっちの材料とあっちの材料をちょっとだけ置いておいて、もう一つの材料と一緒に加工するための仮置きのような感じです。ところがワーキングメモリーが弱い人はこの作業台が小さく、置いておいても狭いので机の下に落ちてしまう感じです。

無理やりこの作業台を広げようとしたり、狭いところに無理に高く積んで置いておくのは可能ですが、大変不安定ですし、その分パワーを使うので結局ほかに使うべきエネルギーがなくなって、早く疲れてしまうのです。解決策はひとつづつこなす癖をつけること、記憶を脳の外に保存する、すなわち目で見えるように視覚化することです。視覚支援とは実はワーキングメモリーの弱い人への支援の一つなのです。

「注意しようね」だけでは解決しないのです。あら?また車の中に取りに行った連絡帳を忘れていますよ。

 

祝★百万PV(ページビュー)!!

3月26日、このブログの開設以来のページビュー(PV)が100万回を超えました。たくさんの方にご覧いただき、NPO法人ホップすてーしょん職員一同、心より感謝申し上げます。ブログを開設し公開したのは2019年の4月でした。その前年の3月、「放デイ育ちの広場すてっぷ」の事業がスタートしました。

スタート前までは、発達障害支援や児童福祉のシステムのことを知っているつもりでした。しかし、いざ、運営を進めてみると、実は何も知らないのに等しいことに気付きました。最初は、一応どの事業所さんもホームページは作っているので、知り合いのSEさんにお願いして作っていただきました。でも、変化のないホームページは、誰の役にも立ちません。1年間ほぼ放置していたHPを改めようと、職員でネットや書籍で情報を探して、今のブログスタイルに至りました。

まず、同じような子どもがいる家族や、福祉や教育の関係者が、どんな風に子育てや支援に取り組んでいるのか調べました。そして、調べた成果として、私たちの事業所の日々に照らし合わせてみたり、調べて学んだことををブログに綴っていくことにしました。以来1年近くがたちました。多くの方に励ましやアドバイスをいただきました。同じように発達障害や知的障害のお子さんと向き合う方で、私たちのつたない支援を参考にしていただいたこともあるようです。このブログが何がしか役に立ったのだとしたら、私たちとしては、うれしい限りです。

ただ、何度かご報告している通り、定員1日10名の事業所に30名以上の登録者があって、この地域の行政の申し合わせである上限週3回すら利用できない方が少なくありません。また、重度の方と軽度の方の混合プログラムですから、通常学校の高学年以降の子どものニーズに合わせたプログラムが実施しにくい課題があります。できるだけ早い時期に、新事業所開設を進めてはいますが、人材不足と、武漢ウィルスの関係で工事が遅れ、開設が遅れるのは必至のようです。課題はいろいろありますが、引き続き、当ブログへのご訪問をよろしくお願いいたします。